2016年02月23日

財産

先週20日に行われた三重テラスでのトークイベント、
あいにくの雨にも関わらず、
たくさんのお客様にご来場いただき、
無事終了いたしました。

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写真家の山本まり子さんは古道歩きルック、
私は着物…というヘンテコな取り合わせ(笑)。

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来場してくれたお友達の写真、
お借りしてます。

熊野古道の成り立ちはもちろん、
熊野三山の信仰の歴史、日本人の信仰の歴史、
熊野周辺にまつわる日本神話まで、
欲張りなくらいお話しすることができました。

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拙著『日本の神話と神様手帖』もよく売れましたよ。
わーい。

ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

この日、どの着物を着るか考えたとき、
「伊勢木綿で着物をつくっておくべきだったー」と
思ったのですが、間に合わず。

会場が日本橋ということもあり、
江戸小紋にしました。

こんなふうに選べるのも、
その土地の伝統工芸でもある着物ならでは。


人生で初めて自分で買った着物は
結城紬でした。

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昨年、同じく結城紬の帯にひと目惚れ。

一緒に誂えたかのような
完璧なコーディネイトが出来上がりました。

着物は、28歳くらいのときに買ったので、
「地味すぎる」と評判がよくなかったのですが、
自分的にはやっぱり好き。

ひとつ前の記事で着ているのも、
このコーディネイトです。

でも地味な反動からか、
翌日のニコ生では、こんな装い。

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総絞りの着物に、振袖にするような
赤い華やかな帯。

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20代のような、お嬢さんコーディネイトです。
これが許されるのも、着物のいいところ。

でも顔がやつれてたら、絶望的に似合わないだろうなあ。

おたふく顔に感謝。

今後も許される限り着ていこうと思います。

本当に、着物が着られてよかったなあ。

「着てみたいけど、着付けが難しそう」とか
「着物は高そう」と思っている方。

四の五の言わずに、まずは着付け教室に行くなり、
飛び込んでみることをおすすめします。

一生の財産になりますよ。
タグ:着物 仕事
posted by はたまゆ at 19:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月18日

キテる?

2月16日から『三重ウィークin日本橋』が始まりました。

5月26、27日に開催される伊勢志摩サミット、
その100日前を記念してのイベントです。

昨日は、イベントの拠点となる三重テラスにて、
写真家・山本まりこさんと20日のトークショーの
打ち合わせ。

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伊勢路をメインに、熊野古道と三重県の魅力について
語るのですが、お互いに話したいこといっぱい!
楽しいトークショーになりそうです。

すでに満員札止めとのことで
「来てくださーい!」と言えないのが残念ではありますが…。

当日の様子は、またこちらで報告させていただきますね。


さて、三重県のアンテナショップである三重テラスには、
レストランも併設されています。

三重の旬の一級品の食材が運ばれてくるのですが、
この日のランチも大満足でした!

的矢かきのリゾット。

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かき、ぷりっぷり!
熊野の高菜の苦みが大人なアクセントになってました。
期間限定。

松阪牛のミートソース。

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ゴロン!と入った松阪牛の旨みが濃厚です。
こちらは、通年食べられます。

素材のよさ以上に、
シェフの腕がアンテナショップの域を超えていると思う。

このメインに、前菜3品がついて、
1800円也。お値打ちです。


このイベント、電通が絡んでいるだけあり?、
かなりの本気ぶりを感じます。

知らない間に、いたるところにチラシがまかれているのですよ。

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先日、入った店で初めて見つけて、
裏返してみたら…。

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バッチリ顔写真が載ってたよ〜。
うれし恥ずかし。

それにしても、
トークショーで何を話すかを考えていて改めて思ったのですが、
神話ってすごいですよ。

神話を知っているだけで、熊野古道を歩くのも、
発見や楽しみが2倍にも3倍にも膨らむ。

自分の生まれ育った国の神話を知る大事さ、楽しさを
土曜日にうまく伝えられるといいなあと思います。


一方で、こちらは先日終わってしまったのですが、
天岩戸神話をテーマにしたミュージカル『姫神楽』。

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拙著『日本の神話と神様手帖』を
参考にしてくださったとのことで、
ご招待をいただきました。

小さい女の子がたくさん出てくる舞台で、
「ああ、こうやって神話に親しむ方法もあるか」と
思いましたよ。

こういう経験をして大きくなった子は、
しなかった子と、モノの見え方が違うだろうなあ、
いい日本人に育ってくれるだろうなあ、と。

去年お手伝いしたおむすびイベントの『一粒萬倍』も
そうでしたが、
日本人が神話を求めるようになってきていることを
最近、感じることが多くなってきました。

たとえば、こちらのスイートピー。

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『紅式部』といいます。

こんな色のスイートピーがあったんだ、と思い、
調べたところ、生産量1位を誇る宮崎県が
精力的に新種をつくっているとのこと。

しかも宮崎らしく、神話をモチーフにした
名前が多いというじゃありませんか!

紅式部は、平安時代の女流歌人・和泉式部が
宮崎にも来たという伝説から生まれた「式部」シリーズですが、
天岩戸から生まれた『舞姫』『歌姫』、
神武東征から生まれた『美々』
(神武天皇が出発した港が美々津だったことに由来)など。

しかも、友達のお花屋さんによると、


神話シリーズが人気!なのですってー‼


もう、大コーフンですよ!
すっかり宮崎のスイートピーファンとなりました。

これは、かなつクミチンコフと進めているアニメ企画にも
追い風が吹いているとしか思えませんね!(強引)

はい、本日夜19時からは月に一度のお約束、
ニコニコ生放送です。

コチラからタイムシフト予約をすれば、
無料でご覧いただけます。

5分でいいので、生で見て、
コメントいただけるとうれしいです!

最後に、一番新しい品種なのかな?

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『恋式部』だそう。
ラブリー。
恋の季節がやってきそうですねえ。
タグ:愛国  仕事
posted by はたまゆ at 13:16| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

お灯まつり

行ってまいりましたよ、熊野。

今回の神社自主トレの目的を正確に言うと、
・熊野速玉大社のお灯まつり
・熊野古道散策
となります。

熊野速玉大社は和歌山県新宮市。
熊野古道、歩きたかった高野坂は和歌山県、
観音堂、松本峠、鬼が城などは三重県。

まあ、紀伊半島の南部をウロウロしてきた、
ということです。

お灯まつり、「行ってみたいなあ」と思い続けて、
早10年。
ようやく行くことができました。

例のごとく、高速バス。
この路線は、西武と三重交通のバスなので、
しっかりしていて安全です。

早朝に、南紀勝浦に到着。

近くの海で、すでに禊中の人発見。

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まつりは夕方からなのですよ。
このとき、朝9時前。
気合い入ってるわあ。

昼13時過ぎ、王子ケ浜での、
正式な禊を見学。

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御神体であるゴトビキ岩に向かって、
祝詞をあげてから、海へ。

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そのゴトビキ岩のある山の頂上から、
松明持って駆け下りてくる、というのがこのお灯まつり。

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ゴトビキ岩のある場所は、神倉神社と呼ばれています。
本来、ここにいらした神様をふもとに下ろしてきて、
お祀りしたのが熊野速玉大社。

新宮という地名は、この新しい宮ができたことから
つけられたのです。

源頼朝が寄進したという500段以上にもなる石段は、
昼でも下りるのが怖いくらいの傾斜。

これを夜、松明しか明かりがない中で、
駆け下りてくるのですから、すごい祭りです。
よく死人が出ないなあと思います。

祭り参加者は「上り子」と呼ばれます。
もちろん、男子のみ。
女性は神倉神社に入ることはおろか、
上り子に触れることすら許されません。

でも準備風景が見たくて、忍び込みましたよ。

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小さい子では3歳くらいから参加。
お父さんが背負う、というのもあり。

お父さん、責任重大ですが、
これを経験するのとしないのとでは、
男としての了見が違ってくるような気がします。

16時頃ともなると、装束に着替えた上り子さんたちが
わらわらと町に出てきます。

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阿須賀神社、熊野速玉大社とお参りし、
神倉神社山頂に結集するのです。

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すれ違いざま、「頼むでー」と言いつつ、
互いの松明をぶつけ合います。

これにより、松明がいい具合に割れて、
火がつきやすくなるのだとか。

19時までに山頂に結集した上り子さんたち、
さまざまな神事を経て、
松明に火がつけられます。

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山の頂上がチラチラと赤くなっていきます。
それより、「ウオー」という雄たけびが
山の上から響いてきて、なんだかドキドキ。

暗くて狭い山の上。
2400人もの男たちでぎゅうぎゅうのはず。
そこに火がつけられたら、いやが上にも
興奮してくるだろうなあ、と思いました。

こちらは資料写真ですが、
こんな感じで、松明を手に駆け下りてくるので、
松明の灯りが「下り龍」ともたとえられます。

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早い人はあっという間に駆け下りてきますが、
子供連れだったりすると、ゆっくり1時間ほどかけて。

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でも不思議なもので、煤で汚れたその顔は
どの人もちょっと素敵に見えてしまう。

これみよがしに、彼女の手を引いて歩いていく若人が
いたりして。

激しくうらやましかったです!

私のために、お灯まつりに出てくれる人を
見つけたくなりましたよ(本気)。

まつりはいいなあ。
タグ: 神社 祭り
posted by はたまゆ at 20:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

仕切り直し

清原ー!

ヤバそうだなあ…とは思っていたけど、現実になるとは…。

桑田も悲しんでるぞ!

なんで、こういうことになってしまうのかなあ。

何が悔しいって、
ちゃんと行きたい場所がわかっていて、
そこに行く力ももっているのにもかかわらず、
こういうことになってしまうということ。

世の中には「行きたい場所」がわからなかったり、
わかっていても、頑張っても、
そこに行く力をもてない人のほうが多いというのに。

どれだけ自分が恵まれているか、わかっていない。

恵まれたがゆえの苦しみもあるでしょうけど、
そんなの言い訳だよ、と思う。

新年からこちら、ゲスい話題が多くて、
気分悪いです。

今年も、節分前から「恵方巻ダメ!絶対‼キャンペーン」を
行く先々で展開していましたが、
どんどん浸透していっているみたいだし。

イワシ業界に頑張ってもらって、
「節分はイワシを食べる日!」をもっと
浸透させてほしいなあ。

そんな私の節分は、今年もお茶の稽古にて。

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お菓子は、鶴屋吉信の「福ハ内」でした。

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見ただけで、にっこりしてしまうルックスです。


そんな日々も過ぎ、
昨日、立春は旧暦では新年にあたる日。

そもそも節分は「追儺(ついな)」といって、
大晦日に宮中で行われる鬼祓いの神事でした。

ゲスも鬼も祓い清めて、

レッツ!仕切り直し‼なのです。


お知らせ1件。

今年5月26日から開催される伊勢志摩サミット。

そのちょうど100日前にあたる2月16日から22日まで、
お江戸日本橋が三重一色になります!

私もちょっとお手伝い。

期間中の、2月20日(土)18時30分から、
三重テラスにて、人気写真家の山本まりこさんと、
熊野古道についてのトークショーです。

詳しくはコチラをどうぞ。

今週末は、熊野古道をめぐってきます。
またご報告しますね。

posted by はたまゆ at 13:13| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする