2016年10月25日

色眼鏡

旅に出ていました。

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奈良県にある玉置神社の例大祭。

御祭神は国之常立神。
宇宙のはじまりに現れた、それはそれは古い神様です。

創建は10代・崇神天皇の御代。
壬申の乱(672年)において、大海人皇子(40代・天武天皇)に
加勢したことでも有名な、
十津川の人々によって大事に大事に守られてきました。

「行きたくても、なかなか行けない神社」としても有名です。

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それはこんな景色が見られるくらいの山の中、
という地理的要因もありますが、
ここの神様が「人を選ぶから」という話もあるらしいです。

でも、そもそも神社は、
「行きたい」といって行かれる場所じゃない。

神様にお招きされて、初めて行ける場所だと思うのです。

これは決して意地悪な意味でなく。

お招きされるタイミングというのが、
その人がその神社を参拝するのにもっともふさわしいとき。
神様はそのタイミングをやさしく、繊細に
見極めてくださっている気がするのですよねえ。

そんな私、なんだか玉置神社にはご縁があり、
気がつくと「あれ、また着ちゃった」という感じ。

この10年で、
6〜7回はお参りさせていただいている…という不思議。

しかも今回は、例大祭にご奉仕ですよ!

憧れの白装束に烏帽子まで被っちゃいましたよ。

そんな旅の詳細は後日。



今朝、お約束の夜行バスで帰京。
洗濯だけして、急いで向かったのは、

「麻糸績み後継者養成講座」

でした。

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大麻を績み、糸にする。

日本では、当たり前に「女性の仕事」だったこと。

『かあさんの歌』の二番の歌詞を覚えていますか?
「かあさんは麻糸つむぐ。一日つむぐ」です。

この歌が作られたのは昭和29年。
戦前には「母の姿」として
ごく普通に見られた光景だったことを物語っています。

それが戦後、GHQに禁止されて以来、
深い誤解の中で身動きが取れなくなっている。

食用、衣料、医療、燃料など実用だけでなく、
日本人の信仰、心にとって、なくてはならなかった大麻を
なんとか日本人の手に取り戻したい。

そう思って、受講したものの、出張出張…でなかなか行けず。
本日、ようやく基礎編終了。

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こんな細い大麻を指でねじり撚りをかけ、

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紡錘車と水でさらに撚りをかけ、

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一本の糸にしていきます。

次回からはいよいよアドバンス講座。
「うれしいなあ」と思っていたところに、
高樹沙耶逮捕のニュースですよ。

鳥取で「町おこし」として町長を口説き、
大麻栽培を認可された男が薬物大麻所持で逮捕されたばかり。

高樹沙耶も主張していることは決して間違ってはいない。
でも、その結果がこれじゃあ…。

しかも今回の件て、大方の人が
「やっぱりねー」「ちょっと変だったよねー」と
思っていると思うのです。

それが口惜しい!

大麻に関して、正しい主張をする人がまず
「怪しい」という色眼鏡で見られるのが日本の現状です。

大麻の誤解を解こうと努力している人たちは
その苦しさをイヤというほどわかっているはずです。

少しのほころびも甘えもあってはならない。
ほんの少しでもあれば、
取り返しのつかないことにつながるのだから。

本気で大麻のために戦おうと思うのなら、
自分だけでなく、仲間も律する覚悟がなければ。
あらぬ誤解を招く前に、切るべきものは切るべき。

高樹沙耶は「自分のものではない」と言っているようですが、
薬物大麻を使う人間を仲間としている時点でアウトです。
ましてや、一緒に暮らしていたのですから
「知らなかった」では通らない。

その甘さは、大麻に本気で取り組んではいなかった、
ということにつながる。

たとえ彼女がシロでも、
「大麻合法化なんて言っている人は
結局、自分が吸いたいからでしょ」という誤解を
さらに深くしてしまった罪は重い。

真剣に取り組んでいる人たちの本物の志は
こんなことでくじけはしないでしょうが、
でもなあ…。

悔しさ、腹立たしさがおさまりません。

posted by はたまゆ at 21:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

天変地異?

本日は早くも第3木曜日、ニコニコ生放送の日!
なのですが、諸事情により、お休みです。
ご予約くださった皆様、申し訳ありません。

そんな昨日。

家の前の金木犀がまさかの二度咲き!

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10年近く住んでいますが、こんなことは初めて。

驚いて、facebookにあげたところ、
東京はもちろん、
富山、愛知、西宮など全国津々浦々のお友達から
「うちの近所も咲いた!」との報告がー。

自然てすごいなあ。

これを異常気象のせいと見るか、吉兆と見るか?
吉兆と見たいところですねえ。

タグ:仕事 季節
posted by はたまゆ at 09:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

仲間

「座敷牢に専念します」との舌の根も乾かぬうちに、
本日は、

靖國神社 秋季例大祭 勅使御参向ー

春と秋の例大祭のとき、
天皇陛下の御心を御英霊へ捧げるため、
勅使が靖国神社へいらっしゃるのです。

その御奉迎団に加えていただいた栄誉に
打ち震えながら、今回も務めさせていただきました。

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自慢の愛国仲間です。

あちこちで「極右」呼ばわりされる私ですが、
この方々にくらべたら、赤子も同然。
よいご縁がつながっていっているのがうれしいです。


さて、勅使様をお迎えするため参道に並んでいるとき、
私たちの向かい側で外国人観光客などに混じり、
勅使様を待っている一団がありました。

待っているときは正しい「休め」の姿勢、
勅使様がいらっしゃったときは私たちと同様に最敬礼。

その所作や姿勢がとても美しく、
「何者だろう?」と思っていたところ、
私のお仲間全員がその一団に注目していたのでした。

しかも帰り道、神門のところで
その一団が記念撮影をしているではありませんか!

思わず、声をかけたところ、
福島県からいらした自衛官募集団体の理事様や
防衛省の方々でした。

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ついでに、一緒に記念撮影(笑)。

でも全員でおおいに納得しましたよ。
所作や姿勢の美しさは、
母国やその伝統、歴史を守ろうとする心、
志の美しさに通じる気がします。

そういう方々がお仲間に多いのが誇らしい。

いつだったか安倍首相が
「陛下がお出ましになるときに、平服だったり、
ポケットに手を入れたままだったりするのは
野党議員」
という発言をしていた記憶があるのですが。

そういう人たちには、国は任せられないなあと思う。


そんな思いを抱えつつ、今月初のお茶の稽古へ。

開炉前の10月はこのひと月にしかできないお点前が
いろいろあって、休みたくなかったのだけど、
休み続きで今月初、しかも黒留袖…笑。

お仲間がおもしろがって、あちこちから撮影してくれました。

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この場所も、このお仲間も本当にありがたい。

心がゆるっとほどけて、また少し元気になって
帰ってきました。

このエネルギーを原稿作成に活かしたい…。
今夜も行けるとこまで、頑張るぜ!
posted by はたまゆ at 20:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

夢の中

ノーベル賞に、平和賞と文学賞はいらないなあ。

文学賞、ボブ・ディランて!

ふさわしい文学者がいないのなら、「該当者なし」でしょう。
なんだかなあ。

…と思っていたら、
当のボブ・ディランが迷惑がっている、との話。

いいぞ、いいぞ。
このまま、授賞式もボイコットしてほしいなあ。

桑田佳祐みたいに、もらえるものはもらっておいて、
あとで茶化す、なんてのが一番みっともない。
いい歳してさ。


さておき。

岡山に出張に出ていました。
今年、なんと3回め。

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岡山駅前にある桃太郎像。

初めて見たのは、20年くらい前の四国旅行の帰りのこと。
新幹線への乗り継ぎに立ち寄り、そのまま観光もせず、
東京に帰りました。

「日本で一番興味のない県」だったのですよ、当時。

この桃太郎像も「もう二度と見ることはないんだろうなあ」
と思ったのをよく覚えています。

どこでも行って見てみたい私が
ここまで「興味ない」と思ったのも、
おもしろいといえば、おもしろい。

結果、こんなに縁が深い地になるのですから。

人生って不思議。


今年、こんなにも通っているのは、
来春、2冊めの著書が出ることになったから。

テーマは「古墳」です。

岡山、というか吉備ですね。
古代の吉備は深いですよ〜!

今回もすごいものたくさん見ました。
鳥肌立ちました。

早くお伝えしたいです。

帰り道に、神戸にある五色塚古墳に寄りました。

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完全に古代の姿に復元された古墳です。

私、復元された古墳って、復元された城同様、

「ないわ〜」

と思っていたのですが、違った!

とんでもなく素晴らしかったです。

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この姿を認識していないから、
古墳がただの緑の山だったり、
ありがたがられなかったりしてしまうのだなあと
心底思いましたよ。

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いろんな思いが湧いてきて、いつまでもこの眺めに
浸っていたかったです。
幸せでした。

帰ってきても、まだ半分、夢の中。

次回の古墳旅は来月頭。
その前に、またありがたい出張が控えているので、
それまで腰を落ち着けて、座敷牢に専念しましょう。

ここのところ、暗い記事が続いていて、
ご心配おかけしていたかもしれませんが、
ちょっと吹っ切れましたよ。

タグ:神社  歴史
posted by はたまゆ at 20:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

ドン底

本日は体育の日。

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東京新聞の社説はこんな。

「体育は教育で、スポーツは見るものも含まれるから、
体育の日をスポーツの日とする必要性がますます高まっている」

「ますます」て!
そんな話、聞いたことないわ!

まったくもって意味がわからないけど、
東京新聞は日本が嫌いなんだなあということは伝わってくる。
なんだかなあ。


そんな本日、朝7時から本2冊(!!)、
入稿できる状態に仕上げたのに、
まだまだ明日の朝までにやらなきゃいけない結構な大物が
3つもあるよ〜。

3つは絶対無理だけど、1つはなんとかしなきゃならないよ〜。




でも!

横浜DeNAベイスターズが
巨人を破って、ファイナルステージ出場!

最終的には、広島を応援するけど、なんかうれしい!


あと、卓球女子W杯では、

平野美宇選手が日本人として初優勝!!

伊藤美誠選手を準々決勝で破って掴んだ栄光ですよ!

中学生の頃から「みうみま」として注目してきましたが、
この夏のリオ五輪では美誠選手が代表として活躍。

一戦ごとに強くなっていくような、堂々とした戦いぶりに
「ああ、美宇ちゃんはどうしているのかなあ。
悔しくて、観られないんじゃないのかなあ。
これで差が開いちゃわないといいなあ」
などと、親戚のおばさんのように心配していました。

その間、美宇ちゃんは悔しさをバネに
違う戦いをしていたのだなあと思う。
ちょっと感動。

人間やっぱり、ドン底が糧になるのですねえ。

今の私もドン底だから!
ここからだから!


…と自分を励まそう。

posted by はたまゆ at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月09日

晩節

心がすっかり秋を受け入れたのか、
急におでんが食べたくなりました。

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おでん…というより、好きなネタだけのわがまま煮。

ちくわぶにじゃがいも、出汁はスペアリブに昆布。
和がらしよりも、原了郭の黒七味が合います。

これに、プチトマトとうずらのたまごが入っていたら
カンペキ。
あと日本酒もー。

でも仕事終わりの晩酌には、十分すぎるほど。
おいしゅうございました(自分で言うな)。


引き続き、豊洲移転問題。

石原慎太郎がヒアリングを拒否、という報道に
反論して出したコメントがびっくりでした。

「私も齢を重ね…」って、
事実なんでしょうけど、ここでそれを言う?

二転三転する発言といい、酷なようだけど

「晩節を汚す」

という言葉が浮かんで仕方ありません。


白洲正子はスッポンが大好物で、
伊賀焼の陶芸作家であり、食い道楽でもあった
福森雅武さんが自作の土鍋とスッポンを持ち込んで作る
スッポン鍋をことのほか愛したのだとか。

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ある日、福森さんのスッポン鍋を囲もうと
世話になっている医師夫妻や家族を自宅に招いたものの、
自分は自室から出てこなかった。

そのひと月後、自分で救急車を呼び、病院へ。
3日後に静かに息を引き取ったといいます。

「あれは、最期の晩餐に僕らを招いてくれたのだと思う」
とは、正子の孫にあたる白洲信哉さんの言葉。

こんなふうに生きられたらいいなあと
思うけれど、
なかなかできることじゃないですよねえ。

長生きはするものじゃない、なんて言葉も浮かんでしまいます。

思えば、慎太郎とともに青嵐会を結成した同士たちは
すでに鬼籍に入って久しく。

黒柳徹子も「お友達がみんな逝っちゃった」なんて。

今年はずっと仕事がつらくてつらくて、
夜寝るとき
「明日、目が覚めないといいなあ」
なんて罰当たりなこともふと考えてしまうのですが。

そんなことになったら、
今お待たせしている仕事の関係者に
さらなるご迷惑をかけてしまうことになる…と
歯を食いしばっております。


先日、仕事中にちょっと休憩でテレビをつけたら、
石原裕次郎と美空ひばり特集をやっていました。

小さいときは
「なんで、こんなブルドッグみたいな人が
スターなんだろう?」と
すでに「ボス」であった裕次郎を見ていましたが、
今ではその魅力がわかる、わかるよー。

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こんな弟をもってしまった慎太郎の心の屈折はいかばかり?

弟の人生と比較しても、
「晩節」という言葉を今、誰よりも噛み締めているのは
慎太郎自身なのかもしれないなあ。

気づけば、今年も残りわずか。
「締めくくり」な心持ちになることが多くなってきました。
タグ:愛国 料理
posted by はたまゆ at 12:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

ぐうの音つづき

豊洲移転問題にオリンピック経費問題に、
東京都は大変ですねえ。

豊洲移転問題、「盛り土しないほうが安全」
「地下水は飲める程度の汚染」などいろんな説があり、
もう何がなんだか。

でも、この問題が勃発後、
あちこちのワイドショー出ずっぱりの
建築エコノミスト・森山高至が話すことについては
鵜呑みにしちゃいけないですね。

こういうときにテレビが重用する人材、
=信用に足りない人材、と思って見ていましたが、
案の定、ホコリがいろいろ出てきています。

もとい。
豊洲も築地も近所なもので、
移転案が持ち上がった頃から注視してきました。

土壌汚染が明らかになったにもかかわらず、
それほど時間をかけずに、慎太郎が移転決定を発表したのが
一番の「えー」でしたね。
「ホントに大丈夫なの?」と思った。

あの頃にもっと慎重にしていれば…とも思いますが、
豊洲ありきの話だったという説もあり。

豊洲問題で「はっきりと犯人探しをするべきだ」
「小池都知事、ひよったか、がっかりだ」なんて意見も
ありますが、最初の着地点としてはよかったのでは
ないでしょうか。

犯人探しに日々奔走するマスコミを見ていて、
「自殺者が出ないといいなあ」と思っていたので、
私はひとまずホッとしましたよ。

これまでの流れで十分に
「今までのやり方でやっていたら、痛い目見るぞ」
ということは職員にアピールできたでしょうし、
必要以上に敵をつくるのは得策じゃあない。

「今日はこれぐらいにしといたるわ!」by池乃めだか

てところじゃないのかなーなどと思っております。


そんなこと言っている間に、

10月ですよ!!!!

ホントのホントに何のぐうの音も出ませんよ。
しかも、私の仕事は終わっておらず…。

もううううううううー。


でも10月1日は、NHKカルチャーでの古事記講座、
第1回がありました。

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ありがたいことに去年までやっていた歴史散歩講座の
生徒さんなど、懐かしい顔がズラリ。

歴史散歩講座は、要所要所で説明はするものの、
基本、くだらない話をしながら、
だらだら一緒に歩いていたもので、
こうして前に立つ形はちょっとテレくさいものがありました。

今回は、宇宙のはじまりから、イザナキ、イザナミの別れまで。
先月訪れたイザナミ御陵の話などもたくさんできました。

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こちらでもご報告しましたが、
広島県庄原市の比婆山山頂にあるイザナミ御陵。

こちらは、三重県熊野市のイザナミ御陵、
花の窟神社。

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以前の古事記講座から2年ほどが経ったわけですが、
その間に、私自身が新たに勉強していたり、
神社自主トレをしていることも多く。

以前とは違う話ができているのがとってもうれしく
感じました。

そういう自分の成長を感じられる一方で、
仕事の処理スピードはどんどん退化している…という現実。

この1週間でなんとかしないと、
ホントにシャレになりません。

posted by はたまゆ at 21:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする