2009年03月20日

遠くへ行きたい2

『旅の手帖』4月号で、
真田氏の拠点である上田を歩きながら、
思い出していた場所があります。

和歌山県の九度山。

高野 (Small).jpg

この『世界遺産 高野山・熊野古道ベストコース完全ガイド』
をつくるために、2年前に訪れました。

高野山麓から山頂の高野山壇上伽藍まで
1町ごとに「町石」と呼ばれる石が置かれ、
参拝者を導いた「町石道」

町石道 (Small).JPG

立っているのが町石です。

この道がはじまるのが九度山なのですが、
そこには真田昌幸・幸村親子が
蟄居していた屋敷が残っているのです。

六文銭 木戸 (Small).JPG

門には六文銭。
邸内(というほど立派なものじゃない)にある
真田神社の鳥居にも六文銭。

真田神社 (Small).JPG

ここを訪れたときはそれほど感慨はなかったのですが、
上田を歩いた今は、親子の悔しさ、わびしさが
胸に迫ってくる気がします。

蟄居中に亡くなった昌幸の無念や、いかに。

ここを出られた幸村が、大阪夏の陣で無謀とさえ思える
戦い方をしたのもわかるなあ。
ここにいるよりは、どんな状況でも幸せだったのでしょう、
武将として。

この町石道、距離にして約25km。
標高差、なんと1000m。
この日も8時間ほどかけて上りました。

早朝から歩きはじめ、高野山に着いたときは夕暮れ。

高野山夕景 (Small).JPG

幾重にも重なった山々の向こうに、
海が夕陽に照らされてキラキラ光っているのも見えました。

キレイだったな〜。
また行きたいよう。

でも昨日、家の近所でこんな風景に出会いましたよ。

彼岸桜 (Small).JPG

清澄庭園の中ですが、
桜の花びらと緑のコントラストの美しいことったら。
しばし見とれてしまいました。

花びら (Small).JPG

近くにも、まだまだいいところはたくさんありますね。


ラベル:仕事 歴史 深川 季節
posted by はたまゆ at 20:06| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうなんですよね。上田と聞いて、幸村の大阪夏の陣思い出しました。大阪方には稀代の武将、真田幸村と後藤又兵衛がいました。この二人が一つとなってどちらかが指揮していれば徳川家康は命を落としていたかもしれません。そうでなくとも豊臣方の勝利に終わっていたでしょう。そうすれば豊臣もあんな結末にはならずに終わったでしょう。ところが秀頼と淀君の信頼厚い大野治長が篭城を取り、二人の武将にそれぞれ軍勢を与え(それでなくても数では劣勢だったのに)、幸村は茶臼山に陣を張り、又兵衛は小松山に陣を取り戦いました。幸村は家康本陣に迫り、あわよくば命をとろうというところまで迫りました。又兵衛は又兵衛で小松山で善戦していました。司馬遼太郎が短編で『軍師二人』、幸村と又兵衛を描いています。もうご存知だと思いますが。幸村と又兵衛、二人にはロマンを感じます。
Posted by カシーロ at 2009年03月20日 23:09
カシーロさん
『軍師二人』読んでません!
早速、読んでみようと思います。
私、一番好きなのは幕末なもので、
戦国時代はまだまだ不勉強なのです。
Posted by はたまゆ at 2009年03月21日 12:13
私も幕末が好きです。小松帯刀、高杉晋作、坂本竜馬、榎本武揚などが好きです。前の3人、早死にも共通点ですが、何事にもおもねない、何が必要なのかを見とおす器量の持主ではないかと思うんです。小松帯刀、高杉晋作、坂本竜馬、この3人がもう少し長生きしていたら、明治維新は違った形になっていたのではないでしょうか?西南戦争もなかったかも?秦さんはどう思われますか?
Posted by カシーロ at 2009年03月21日 23:41
カシーロさん
おっしゃる通り、幕末の動乱で優秀な人は
ことごとく死んでいった感がありますね。
明治に残ったのは小物……とはいいませんが、
大久保・西郷も早い段階で死んでいきましたし。
司馬遼太郎の『竜馬が行く』を読んでいると、
伊藤博文とか岩崎弥太郎が
ほんの若造で出てくるのがおもしろいですね。
私が幕末を好きなわけは、そこに生きる人物すべてが
それぞれの持ち場で、それぞれの信念に従って、
己のためでなく国のために精一杯戦っているところです。
敵・味方はあっても、善悪はない。
それぞれが私でなく公のために
命をかけているところに感動してしまうのです。
そこで、私が好きな幕末の人物ですが、
吉田松陰です。
人の一生は短く、
人がひとりで成し遂げられることは
たかがしれています。
でも努力を惜しまず、
努力の結果を自分だけの手柄にせずに、
惜しみなく次世代へ分け与える。
そういう“種を蒔いていく”生き方に
とっても憧れます。
あと勝海舟も好き。
枠にとらわれない物の見方、生き方。
竜馬も同じ理由で好きですね。
Posted by はたまゆ at 2009年03月23日 16:45
古道、街道好きですが高野〜熊野は未踏です。高野山の宿坊で精進料理食べて奥の院までの道をゆるゆる散歩するのがとりあえず今年の目標です。
さっそくこの本買って思いを馳せたいです。

家の近所に旧西国街道が通ってるのでたまに通ってストレス解消してますw
Posted by nao at 2009年03月29日 02:43
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。