2011年03月29日

自粛

一昨日、上野の東京文化会館で
藍川由美さんのコンサートが開かれました。

藍川さん.JPG

今回のタイトルは『伊福部昭の音楽』。

伊福部昭先生は
1930年代から92歳で亡くなられる2006年まで、
生涯現役だった作曲家。

『ゴジラのテーマ』など映画音楽をはじめ、
「民族主義的」と評されるたくさんの作品を残しています。

この日、藍川さんが披露されたのは
『アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌』。

タイトルを聞いただけでは、
一体どんな音楽なのか、
まるで想像がつきませんでしたが、
実際に聞いても初めての体験というか、
どう表現していいものか困ってしまう。

縄文土器に動物の皮を張った「縄文太鼓」を
叩きながらの独唱。
アイヌ語の響き。

素朴とか土着とか、
そういう簡単な言葉じゃないんですよねえ。

二晩、考えましたが、
うまい言葉がまだ見つかりません。


わかったことといえば、

伊福部昭という作曲家はすごい

ということ。

おもしろかったのが、
片山杜秀さんによる伊福部先生のご紹介。

戦時中、放射能を使う実験に従事していた先生は
当然のように被爆。

治療法などもまだまだわかっていない当時、
1年間床にふせって、自力で治したそうなのです。

そこから92歳まで、精力的に作曲活動を展開された。
おまけに、ヘビースモーカーでもあったそうで…。

カッコいいなあ!

寿命って人それぞれなんですよ、きっと。
被爆しようが煙草吸おうが、生きる人は生きる。

放射能が怖いからって、逃げた先で
交通事故に遭わないとも限らない。

ビクビクじたばたするだけ無駄というふうに
見えちゃうんですよねえ。

どっしり腰を落ち着けて、
やるべきことをやって、
ちゃんと毎日楽しんでいきたいなあ。


そんな折、
上野公園は早々に「桜まつり」中止を発表。
宴会などの自粛を求めています。

いや〜な予感にかられ、
昨日ランニングがてら、
我が町・深川を桜パトロールしたのですが。

自粛.jpg

やっぱり宴会禁止の立て札があちらこちらに…。

なんでだろう???

千鳥が淵の「ライトアップ中止」はわかります。

でも「宴会禁止」って何?
何時代??
北朝鮮???


絶対、宴会してやる!!!

と思いましたよ。

浅草・三社祭に、神田明神祭も中止になってしまったし、
なんでしょうね?
何を恐れているのかな?

中止にいたった詳しい事情は知りませんが。
神輿を担ぐことを単なる“バカ騒ぎ”とでも
思っているような判断ですよ。
神様を冒涜するにも程がある。


今週末あたりが花見日和かな。

相生橋.jpg


ラベル:季節 神社 上野
posted by はたまゆ at 14:57| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
深川のお祭りも、例大祭は来年に延期だそうですね。さみしい…

神輿渡御の中止については、知り合いのお祭り運営方(別の地域ですが)曰く、こういう状況で寄付を集めるのが難しいからでは、とのこと。元々、渋々寄付をする方もいないわけではないそうですし。
払う方も集める方も、気持ちが一つになれないし、とも話してました。

お花見もなあ…井の頭公園については、仮設トイレが出払ってるからとかいう理由も聞かれましたが、こちらのは追随しただけのような。単なる自粛はどうかと思いますよね。
Posted by つーじー at 2011年03月29日 18:33
つーじーさん
本祭中止の報に、体に力が入らない始末ですよう。
しょーんぼり。
Posted by はたまゆ at 2011年03月31日 13:59
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