2011年05月17日

無常

本日、予告通り、人形町・大観音寺
三十三箇座復興祈願護摩供に行ってまいりました。

IMG_3146 (Small).JPG

般若心経や観音経などを一緒に唱えたのですが、
年配の方は般若心経などは諳んじている方が多く。

いつかは私も諳んじたい…と思いました。

記憶力がとみに失われているのを感じる今、
一日でも早く覚えなければ、永遠に覚えられない気がします。
がんばろう…。

本日で、復興祈願の御護摩はひとまず結願となりましたが、
今後は毎月11日に行うことにしたそうです。
境内には、復興祈願の護摩木が用意されていますので、
人形町にお出かけの際はどうぞ。

護摩供の後、ご住職のお話で印象に残ったのが

「日本人は昔からこういう災難に強い。
それは、すべては“無常”ということが
肌でわかっている民族だからだ」

というお言葉でした。

本当に、変わらずあり続けるものなどないし、
“当たり前”なんてこともないのですよねえ。

当たり前のようでいて、実は奇跡のような、
「この一日を大切にしよう」なんて思いつつ、
原稿書けずに今日も暮れてしまうのですがー。



さて、別の意味で“無常”を
痛いほどに感じた仕事がこのほど完成いたしました。

ハマコー.jpg

政界の暴れん坊・ハマコーこと、浜田幸一さんの
『YUIGON 〜もはや最期だ。すべてを明かそう』
が、まもなく発売になります。

私のところに「ハマコーの遺言本を手伝ってほしい」
という話がきたのが、昨年末。

「イヤッホー!!」と喜んだのもつかの間、
すでに、ハマコーさんは具合が悪く、
届いたのは、
原稿と元気なときに録りだめておいたインタビューデータのみ。

お会いしたこともない私がこんな大事なことを
任されていいのだろうか?

と自問自答しつつ、
ハマコーの思いがこれからを生きる、
一人でも多くの人に届くように
気持ちをこめて、お仕事させていただきました。

ハチャメチャだし、法に触れることもいっぱいしているけど、
この人の国を思う気持ちは間違っていない、
と思えましたよ。

「国民のためによかれと思う方向を定めたら、
あとは多少強引でもグイと舵を切る。
それが政治がすべきことであり、求められていること」
その思いで、行動してきた人です。

こういう政治家が今こそ必要なのに!

…と、遅々として進まない震災復興計画や内輪モメ、
保身のパフォーマンスを見ながら思い続けてましたよ。

ハマコーも忸怩たる思いがあったようで、
病身をおして、そのあたりの胸中を届けてくれました。


そして、無常。
ハマコーのこれまでを振り返る章には
当然、いろんな政治家が出てくるのですが。

田中角栄も、竹下登も、金丸信も、
み〜んな死んじゃったなあ…と。

生きてるのは、中曽根康弘と小沢一郎くらい。
当のハマコーも、すでに表舞台に立てる状態ではない。

権力を手にして、栄華を極めたところで
人は本当に小さな存在なんだなあと思ったわけです。



手前味噌ですが、この本、
日本のこれまでの政治がよくわかります。

そして、これから先、自分たちがどういう判断を
下していかなければならないのか、見極めるべき点はどこか、
などがわかる本にもなりました。

原発もそうですが、
政治家だけに任しておいたらエライことになるということが
イヤというほどわかった今、

未来を見据えた正しい判断が下せる知識を
自分のなかに構築しておく。


それは、今を生きる者としての最低限の義務なのでは
ないかと思います。

「わからない」「関係ない」で済ましていい問題じゃない。

そのとっかかりとして、ぜひこの一冊を。
どうぞよろしくお願いします。


ラベル:愛国 仕事
posted by はたまゆ at 20:28| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
予約せり。
まったく、この祖国の大事に人がいないのが残念です。
Posted by ひるね at 2011年05月17日 22:36
ひるねさま
わあ、予約なんて、そんな…ウレシイ。
私もご報告が遅くなりましたが、
ひるねさんの『焼酎はおもしろい』
買わせていただきましたよー。
焼酎がしみじみ飲みたくなる一冊です。
Posted by はたまゆ at 2011年05月20日 00:05
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