2011年08月14日

浦賀さんぽ2

高校野球、シビれる熱戦が続いています。

昨日の帝京ー八幡商業。
今日の白樺学園ー智弁和歌山、
日大三高ー海星。

「高校野球ファンでよかった!」という幸福感と
仕事が進まない…という苦悩の板ばさみ。

板ばさまれてないで、仕事しなさい。
ハーイ。

…の前に、浦賀さんぽの続きです(逃避)。

老舗うなぎ屋「梅本」で、
ウマウマとうなぎをいただいた後、
向かったのは叶神社

海沿い.JPG

海沿いのこんな道を歩いていきます。

海の水が透き通っていて、
ときおり魚がパシャッと跳ねて。
早くも夏気分。

西 鳥居.JPG

叶神社はこの入江を挟んで、東西に2つの社殿があります。
まずは西側を参拝。

西叶神社.JPG

参道には、昔の蔵が残されていました。

浦賀は江戸時代、
回船業や江戸幕府の公認を受けた干鰯問屋などで
繁栄した町。

浦賀マップを見て、
「やけにお寺が多いな」と思ったのですが、
それもそのはず、問屋それぞれがお寺を建てていた。
いやはや、すごい隆盛ぶりです。

叶神社の鳥居をくぐり、
手を清めようと手水舎へ。

手水桶.JPG

と、「江戸屋半五郎」という名が
私の目に飛び込んできました。

後ろを見たら、「寛政元年」(1789)。
この年代のもので、風化をまるで感じさせないほど
深く銘が刻まれた立派なものもなかなかないな、と。

おそらく、干鰯の大問屋であっただろう、
「江戸屋半五郎」という名前をインプット。

西 狛犬.JPG

叶神社、東西で狛犬も対になっているといわれ、
東の狛犬は子狛犬に乳をやっている姿なのです。

こちら西の子狛犬は…

西 子狛犬.JPG

石段の影に隠れていました。
かわいい。
見つけたとき、思わずキュンとしました。

東西で対になっているものがもうひとつ。

お守りです。

勾玉.JPG

西で勾玉を、東でそれを入れる袋を売っています。

そもそも叶神社は、源氏復興を祈願し、
みごとその願いが叶ったことで建てられた神社。

神社に行くことがあまりにも多いので、
いちいちお守りなどは買わない私ですが、
これはちょっと気になり、ゲット。


こうして第一の目的を果たした私、
次なる目的は「鏝絵めぐり」です。

我が家の菩提寺に施されていることで、
すっかり魅了されてしまった鏝絵

浦賀にはその鏝絵がたくさん残されていることも知り、
東叶神社に行く前に、
まずはその建造物を探して歩くことにしました。

町内会館.JPG

すごくないですか、これ町内会館ですよ。
どんな謀議が行われているんだ?という感じ。

鏝絵を知らなかったから、
きっと訪ねていなかったであろう小さなお寺や神社も
くまなく見て歩きました。

常福寺.JPG

と、この常福寺というお寺で、
私は見つけてしまったのです。

「江戸屋半五郎」のお墓を、です。

それによると、
半五郎は干鰯問屋ではなく、遊女屋の主人。

あるとき、思うことあり、遊女屋を廃業。
遊女たちに私財を分け与え、
自分は僧侶となったのだそうです。

うおおおお、そんな人だったんだあ。

俄然、テンションが上がりました。

その後、行くとこ行くとこで半五郎発見。

念仏搭.JPG

こちら、三浦稲荷に建てられていた念仏塔も
半五郎の寄進。

稲荷.JPG

すでに名前がわからなくなっている、
こんな小さなお稲荷さんにも。

半五郎.JPG

半五郎の寄進した手水鉢。

半五郎の信心、その生涯が
ありありと目の前に浮かんでくるようで…。

つねづね「墓などはいらない」と思っている私ですが、
お金があったら、
ぜひどこかの神社にこうして寄進がしたいなあ
…と思いました。

新たな人生の目標ができましたよ。


そして、東叶神社へは渡し舟で参ります。

渡し舟.JPG

船着場まであとちょっとのときに、
入ってくる渡し舟が見えたので、
「急がなきゃ!」と走ったのですが、
そんな必要はまったくナシ。

ベルを鳴らせば、すぐに来てくれるのです。
ちなみに乗船賃150円。

私が乗り込むと、ソク出発。

そして私を東側へ届けると、

帰っていく.JPG

あっという間にUターンして帰っていくよ〜。

こっちからお客が乗るかもしれないし、
そんなにあせって行ったり来たりしなくてもいいのでは?
と思いました。

さて、東叶神社。

東叶神社.JPG

勝海舟が咸臨丸でアメリカへ出航する前、
航海の無事を祈願し、この奥宮の前で断食したと
伝えられています。

東 眺め.JPG

この眺めを勝も見たのでしょうねえ。

東 狛犬.JPG

件の狛犬。
お乳をやっているのですが、わかりづらいかな?

そして、お守りです。

お守り.JPG

このままでいくと
「神社に寄進ができますように」が叶ってしまいそうですが、
その前に叶えたい願いがアレコレ〜。


浦賀、まだまだご紹介したいスポットたくさんでしたよ。
気づけば、6時間も歩き倒してしまいました。

大満足…はしたのですが、
横須賀で「戦艦三笠に乗る」という当初の予定はどこへやら〜。

心の中で「東郷閣下、申し訳ありません!」と詫びつつ、
横須賀はまた後日のお楽しみとなったのでした。



posted by はたまゆ at 19:10| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の横須賀に住んでいる叔父、

米軍基地での船の電気系統のメンテの

会社に勤めているのよね。

今度、コネ?で、なんとか・・・・・

したいものです。

行きたくなってきちゃいました。

浦賀、半五郎さまも、

とても良いですね。







Posted by 深川 姉御家 at 2011年08月15日 08:41
渡し船を地元ではポンポン船と呼んでいます。
今は静かなエンジン音ですが、
昔はポンポンと音を発していました♪
Posted by satokin at 2011年08月15日 13:39
姉御家さん
ぜひコネで、敵情視察を!
…違いますね?
私、「横須賀バーガー食べて、
日本海軍の歴史をたどる一日」を
ひそかに企画してます。

satokinさん
ポンポン船、言葉だけでもいい響きですよね。
トラウマを捨て、ぜひ再訪してみてください(笑)。
Posted by はたまゆ at 2011年08月17日 10:06
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