2011年10月03日

役目

先ほど、買い物に行こうと
本日初めて外に出たんですけど。

真っ暗な中、ふいに金木犀が香ってきました。

秋ですねえ。

金木犀の香りにはいろんな思い出が重なって、
毎年ちょっとおセンチになります。


さて。
昨晩は、藍川由美さんのコンサートでした。

「日本のうた編年体コンサート」の第6回。
大正10年から13年にかけての歌で構成されていました。

第一次世界大戦による戦争特需も一段落し、
日本が不況に見舞われ出した頃。

大正10年は、内閣総理大臣である原敬や、
安田財閥の創始者・安田善次郎が暗殺された年。
そして大正12年には関東大震災が起こっています。

片山杜秀さんによる、そんな解説を聞いていて、
不況や社会の混乱など、
「なんだか、今と似ているなあ」
と思いました。

似ていないのが、
「不満に思っていても行動に出る者がいない」という点。

暗殺を良しとはしませんが、
ニューヨークでは市民による抗議デモが3週間にも及び、
アメリカ全土に波及し出しているのを見ても、
やはり現代日本人はおとなしすぎるというか。
無関心がすぎる気がします。


藍川さんの歌はまたまた素晴らしかったですよー!!

満州唱歌集より『待ちぼうけ』『ペィチカ』、
その他、『春よ来い』『どこかで春が』
『背くらべ』『花嫁人形』などが歌われました。

『春よ来い』『背くらべ』などは私もちゃんと歌えましたが、
あとは恥ずかしながらウロ覚え…。

でもこれって、今の若い子とか小さい子は
まるっきり聞いたこともなかったりするのかしら???
と思いました。

私はかろうじて、
ひいおばあちゃんが歌ってくれた覚えがあるんですけど。

思うに、
NHKの『みんなのうた』って、
そういう歌を流すべき番組なんじゃないですかねえ?

ここ数年来、
来年になったらもう誰も覚えていないような歌ばっかり
流しているんですよ。

ついこの間も「誰の歌だろう?」と思って聞いていたら、
タッキー&翼でした…。

いや、タッキー&翼に罪はないけども。
罪ないどころか、応援もしてますけども。

でも「違う」と思ったなあ。

藍川さんのコンサートにいらしているお客様、
若干年齢層が高いのですが、皆様、
ちゃんと歌っていらっしゃいましたよ。

歌えないのなんて私ひとりのような気がして、
「日本人なら歌えるはずの歌なんだよなあ」なんて
疎外感を感じてしまいました。

こうやって、日本人としての共通認識が
どんどん薄らいでいってしまうのでしょうか?
なんだか怖い話です。

とりあえず、

NHK!唱歌だけでもいいから
『みんなのうた』で流してくれ!!


と思いました。

それが役目ってもんじゃないですかねえ。


posted by はたまゆ at 22:10| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
NHKは唱歌を流すべきでございます!
そして、フクシマの事は正確に伝えるべきでございます。

以下、武田教授の最新版
http://takedanet.com/2011/10/post_242c.html
Posted by satokin at 2011年10月13日 13:03
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