2012年01月15日

年月

昨日は藍川由美さん
『日本のうた編年体コンサート』でした。

第7回を数える今回は「ラジオ放送開始〜新民謡の時代」。

『ちゃっきり節』とか『蒲田行進曲』とか
『君戀し』とか、なんとなく知っている曲の
歴史的な話が聞けて、「ほおお」の連続でした。
毎度のことですが。

「どーんとどんとどんと波乗り越ーえーてー」
と、ここしか知らなかった『出船の港』。

本当は「波のり越して」だったりとか。
歌手が間違えて歌ったのが浸透してしまったんだそうですよ。

今も知らないだけで
実はそういうこともあるのかもしれませんが、
作曲者、作詞者の存在が
あまりにも軽視されていたなあと思います。

今回、私が楽しみにしていたのが
橋本國彦の作品が聴けること。

中でも『舞』は、藍川さんのCDで初めて耳にして、
ひっくり返ったほど衝撃的な作品だったのです。

日本の伝統的なものを感じさせながらオペラのような。
旋律がことごとく予定調和を裏切って、
情熱的に展開されていくのです。

「どこの国にもこんな音楽ないでしょう!?」と
思いました。

クラッシックから歌謡曲から新民謡から、
そして戦中は軍歌まで。
時代に求められるまま曲を作り、
すべてにおいて突出したものを感じさせる人。

もっと知られていてもいいと思うなあ。
私が知らなかっただけかもしれませんが…。

伊福部昭先生はじめ、
藍川さんを通じて初めて知ることが多すぎます…。

藍川さん.jpg

あと今回のコンサートで素敵だったのが
藍川さんの昔からのお仲間が集合していたこと。

ピアノの田中順子さんは高校時代から、
ヴァイオリンの小澤鈴代さんは大学時代からと、
もう30年以上のお付き合いになるのだとか。

その年月がにじみ出た息ぴったりの演奏に
うっとりと聴き入ってしまいました。

私も知り合って25年以上になる友だちとの
お笑いの息はぴったりだけどもさ。
うっとりはしてもらえないものなあ。

やっぱり音楽は素敵ですねえ。

年月と言えば、この日つけていったこの半襟。

半襟.jpg

たしか成人式のときに使ったもののような…。

何年前とは言いません、ええ。


ラベル:舞台 着物
posted by はたまゆ at 15:27| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この年になると、
25年以上の付き合いになる友人が多くなりますがw
さすがにうっとりの演出は難しいですね(汗;

半襟がお似合いです。
というか襟元がキリリとしていて
カッコヨス(・∀・)
Posted by satokin at 2012年01月24日 07:07
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