2012年05月18日

滅私

大相撲、混沌としてきましたね!
負傷してはいるけど、こうなると白鵬が強いかも。

今日の、苦手な稀勢の里との対戦。
自分のほうが格下のような
がむしゃらな勝ち方にじーんとしちゃいましたよ。

“背負っている”男は違います。


そんな本日、仕事の合間に根津美術館へ。
だって、お庭の燕子花が満開のこの時期、
尾形光琳の『燕子花図屏風』が見られるんですものー。

本来はもっと早く行くべきでした。

かきつばた.JPG

燕子花は見られましたが、半分は枯れ枯れ…。
これぐらい引くと、なんとなくきれいに見えますけどね。

根津美術館、仕事合間にバタバタと行くことが多いので、
毎度、お庭まで見る余裕がなく…。
今回初めて散策したのですが、広くてビックリ。

庭園.JPG

しかも、古い時代のものがあちこちに置かれていて、
とても贅沢な空間になっていました。

お茶室もいくつもあるんですねー。
いいなあ、ここでお茶会してみたいなあ…と
思いましたよ。


今週はかなり贅沢なことに。
白金にある台北駐日経済文化代表処で開催中の
『八田與一展』にも行けたのです。

日本統治時代、台湾にアジア最大規模の鳥山頭ダムと
全長1万6000kmにもなる灌漑用の水路を計画、
自ら先頭に立ち完成させた人。

それまで作物の取れなかった土地を
台湾でも有数の穀倉地帯にした功績や
日本人台湾人分け隔てなく接した人柄から、
「嘉南大圳の父」と呼ばれているそうです。

戦後、日本統治時代を思い出させるものは
ことごとく破壊される中、
與一の銅像は地元の方々に大切に守られ、
もし破壊されたときのために鋳型まで造ってありました。

こういう日本人がいたことを、
もっと日本の子供たちに教えるべきですよねえ。

台湾でも最近では、あまり教えていなかったようなのですが、
馬英久総統の提案で、
昨年には「八田與一記念公園」を設立。

今年5月8日が70回目の命日にあたるということで、
日本でも展覧会が開催されることになったとのこと。

馬英久、いいヤツじゃん!! 

今年の総統戦、「落−ちーろ! 落−ちーろ!」なんて
日本から念を送っちゃってゴメンネ。


話を戻し。
與一はそうして24歳から台湾のために尽力し、
次の赴任地であるフィリピンへの航行中、
アメリカ軍からの攻撃を受け、
56歳という若さでその人生を閉じました。

根津美術館をつくった根津嘉一郎が
美術品を購入するのは「衆と共に楽しむ」ためだったとか。

また、白鵬が強いのは
「優勝したい」という私心ではなく、
「日本相撲界のため」という思いが強いからだと思うのですよ。

そこにあるのは、まさに「滅私」の精神

尊いなあと思うのです。


今日、本当は着物で行くつもりだったのに
「午後から突然の雷雨、またはヒョウ」なんていう
天気予報のせいで着ていけなくて、
しかも雨降らないしー!

なんてことで、クサクサしている私は
こういう方々には程遠いなあ…などと思いましたことよ。

着物.JPG

しかも、着ていくはずの着物の写真もアップ…。
小せえなあ、オレ…。


ラベル:美術 愛国 相撲
posted by はたまゆ at 23:21| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>もし破壊されたときのために鋳型まで造ってありました!

これってスゴイ(__)
八田與一も!台湾の人達も!
Posted by at 2012年05月30日 09:07
これもsatokinさんかしら?
鋳型はちょっと感動しましたよ。
こういうことを日本の子供たちにも
もっと伝えたいものです。
Posted by はたまゆ at 2012年05月31日 22:37
名前書き忘れ野郎でございやしたm(_ _)m
今、台湾からのご旅行の方々をお迎えしていますが、
義援金やこの話しの事もあり
精一杯のもてなしをさせて頂いています(_ _)
Posted by satokin at 2012年06月02日 00:57
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