2013年04月29日

聖地

本日は昭和天皇のお生まれになった日。
ロシアでの安倍・プーチン会談を
どうぞお守りくださいますように。

戦後、シベリアに抑留されていた人々に深い思いを
寄せられていたという陛下。
ロシアに不当に故郷を奪われ、
先祖の墓参りもままならない北方領土の人たちのことは
いかがお考えでいたのでしょうか?

ロシア人に、
すでに北方領土生まれの二世、三世がいるという現実。
彼らは日本のテレビカメラに向かって
「ここは私たちの故郷だ」と語っていました。

戦後、棚上げにされ続けていた時間の長さを痛感します。


さてGW前半も今日で終わり。
いい天気だなあ。

ええ、相変わらず、家で仕事してます。

でも平気!

IMG_2141_R.JPG

新しいパソコンが届いたから!!

しかもドデカサイズよ〜。

パソコンなければ成立しない仕事のくせに、
ほぼ死にかけのパソコンを使っているのを
見かねた優しい方から届けられました。
わーい。

立ち上がりから何から夢のように速い!

いや、これまでがあり得ないくらいに遅かったんだな…
と思いつつ、仕事をがんばる。

と、その前に。

多くの人が連休をウキャキャ楽しんでいるのを見ても
心がそれほどささくれずに済んでいるのは、
先週、こんなことがあったからなのです。

新歌舞伎座に行ってきたぜ! イエー!!

先生と.JPG

京都・西陣の重鎮、毛利ゆき子先生と。
撮影してくれたのは、元上司のS口さん。

お二方とも尊敬すべき大先輩。
仕事を離れてもこうしてお付き合いできていることが幸せです。

先生なんて、この観劇のためだけに
京都からお着物で日帰り強行軍。

「秦さんも着物で来てね」と言われては、
たとえ予報が雨であろうとも
着物で行かないわけにはいきません!

しかも、めでたい杮落とし公演とあっては、
小紋というわけにはいかず、気合い入れて訪問着にしました。

IMG_2102_R.JPG

夜なべして、刺繍半襟なんかもつけちゃいましたよ!
うふふ。
着物はこういう準備も楽しいものなのですよねえ。

そして新歌舞伎座。
前歌舞伎座の雰囲気をきちんと守りつつ、
エスカレーターが完備されたり、座席が広くなったりと
いいこと尽くし。

緞帳.JPG

2階席もとっても見やすく、
舞台もより近くに感じられるようになっていました。

3年ぶりに、ここに足を踏み入れて感じたこと。

やっぱり歌舞伎座は違う!

桃源郷というか、
まるで別世界にいるような気持ちになれるのです。
同じ歌舞伎なのに、
新橋演舞場で見るのとはまるで違うんですよねえ。

そんな、歌舞伎の神様に愛された夢のような場所に
どうして勘三郎さん、団十郎さんがいないのかなあ…
なんて思って、ちょっぴり涙してしまいました。

勘三郎さんを偲んでの演目『お祭り』。

お祭り.JPG

中村屋のメンバーが勢ぞろいして、
にぎやかに晴れやかに勘三郎さんを偲んでいるのが
中村屋らしいというか…。
余計に涙を誘いました。

勘九郎くんの長男、七緒八くんも登場して、
並みいる役者を食いまくり。

謡曲に合わせ、見よう見まねで足を踏みならしたり、
ポーズを決めたり。
最高の英才教育だなあと思いました。

びっくりしたのが、七之助くん。
ちょっと見ぬ間に、福助、扇雀らの諸先輩ごぼう抜きして、
光り輝くように美しい、艶やかな女形になっていました。
これはスゴかった。

七緒八くんは舞台上で飽きてくると、
左隣にいるお父さんの勘九郎くんはちょっと怖いのか、
右隣にいる七之助くんにちょっかいを出すのです。

扇でペシペシやりだしたとき、
七之助くんがそっとその扇を七緒八くんの帯に
はさんであげたのですが、
その自然なしぐさがゾクッとくるほど色っぽかった。

「いいもの見た!」と思いました。

現実的には「叔父と甥」なんですけどね。

そして、杮落としのトップを担う演目、
『寿祝歌舞伎華彩』は昭和天皇の即位の大礼の
奉祝曲として作られたもの。

藤十郎さん.JPG

ここでも、久しぶりに見た染五郎さんがきれいで凛々しくて。
一段階上に行った印象を受けました。

藤十郎さんはお人形のようにかわいく美しく、
思わず見とれてしまうほど。

御年81ですよ。アメイジング!

この方々以外にももちろん、役者さんひとりひとりが
これまで見たことのないくらいにキラッキラに輝いていました。

きっと「生きて、この舞台に立てる喜び」と「責任感」を
心底感じているのだろうなあと思いましたよ。
思いが歌舞伎座いっぱいにあふれていた。

その思いを増幅するのが、歌舞伎座という聖地。

チケット2万円は超超超超痛いけど、行ってよかった!

ひと幕見などリーズナブルな席もあるので(並ぶけど)、
とくに歌舞伎未体験の方はぜひ!
5月以降も、そそる演目がお腹いっぱいにラインナップ!

歌舞伎座杮落とし公演なんて、一生に一度のチャンスですよ。


ラベル:歌舞伎
posted by はたまゆ at 13:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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