2013年10月02日

遷御の儀

是を以ちて八百萬の神、天安の河原に神集ひ集ひて、
高御産巣日神の子、思金神に思はしめて、
常世の長鳴鳥を集めて鳴かしめて……


『古事記』の天石屋戸のくだりです(岩波書店)。

天照大御神に天石屋戸から出てきてもらうために、
知恵の神である思金神が策を練るのですが、
最初に行ったのが、「常世の長鳴鳥」を鳴かすこと。

本日の伊勢の神宮「遷御の儀」でも
神官が一番最初に行うのが、この長鳴鳥のマネ。

自分の本にもそう書いたものの聞いたことがなかったので、
どんなふうに鳴くのか、興味しんしん。

先ほど、ニュースで見たら

「カケコーカケコーカケコー」

と鳴いていました。なんだか感動。

RIMG0019.JPG_R.JPG

こちらは、平成18年に行われた木造始祭。

取材に行ったんだなあと思い返し、感慨もひとしおです。
まだ、神社取材に慣れておらず、
ちょっと緊張しながら見守りました。

ここから新宮が建てられていき、
遷御の儀を迎えるのは平成25年。

「そのとき、私はどこで何をしているかなあ」と
思ったのを覚えています。

そのときと状況も環境もまるっきり変わらずにいるとは

思ってもみませんでしたことよ!!!!!

なんでしょうか、ちょっと涙が…(笑)。

話を戻し。

やはり、時の重さを感じますね。
式年遷宮自体は、平成17年から始まっていますから。
それを持統天皇の頃から、
1300年間も繰り返しているのですからね。
ものすごいことです。

そして、
幾多の戦乱や災害に遭いながらも、
それを絶やさず続けている日本人は
やはり素晴らしい民族だと思うのです。

UNI_0083_R.JPG

こちらは、建設中の宇治橋。
平成22年の秋に行ったときのものです。

やる気マンマン.JPG

加えて先日の御白石持行事と
ところどころ関わることができた今回の式年遷宮。

とっても幸せなことですが、
この幸せな経験を次回に引き継がなければなりません。



そして、明日からはNHKカルチャー講座
『武蔵国の神様めぐり』が始まります。
大宮・氷川神社で正式参拝もでき、かなり充実の内容。

まだお迷いの方、2回目からの参加も可能ですよ。
お待ちしております。

しかし明日、気温が29℃にもなるらしい…。
第1回なので、着物にしようと思っているのですが〜。
どうしたものか…。


ラベル:神社 仕事
posted by はたまゆ at 20:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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