2016年10月09日

晩節

心がすっかり秋を受け入れたのか、
急におでんが食べたくなりました。

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おでん…というより、好きなネタだけのわがまま煮。

ちくわぶにじゃがいも、出汁はスペアリブに昆布。
和がらしよりも、原了郭の黒七味が合います。

これに、プチトマトとうずらのたまごが入っていたら
カンペキ。
あと日本酒もー。

でも仕事終わりの晩酌には、十分すぎるほど。
おいしゅうございました(自分で言うな)。


引き続き、豊洲移転問題。

石原慎太郎がヒアリングを拒否、という報道に
反論して出したコメントがびっくりでした。

「私も齢を重ね…」って、
事実なんでしょうけど、ここでそれを言う?

二転三転する発言といい、酷なようだけど

「晩節を汚す」

という言葉が浮かんで仕方ありません。


白洲正子はスッポンが大好物で、
伊賀焼の陶芸作家であり、食い道楽でもあった
福森雅武さんが自作の土鍋とスッポンを持ち込んで作る
スッポン鍋をことのほか愛したのだとか。

about2_pic.jpg

ある日、福森さんのスッポン鍋を囲もうと
世話になっている医師夫妻や家族を自宅に招いたものの、
自分は自室から出てこなかった。

そのひと月後、自分で救急車を呼び、病院へ。
3日後に静かに息を引き取ったといいます。

「あれは、最期の晩餐に僕らを招いてくれたのだと思う」
とは、正子の孫にあたる白洲信哉さんの言葉。

こんなふうに生きられたらいいなあと
思うけれど、
なかなかできることじゃないですよねえ。

長生きはするものじゃない、なんて言葉も浮かんでしまいます。

思えば、慎太郎とともに青嵐会を結成した同士たちは
すでに鬼籍に入って久しく。

黒柳徹子も「お友達がみんな逝っちゃった」なんて。

今年はずっと仕事がつらくてつらくて、
夜寝るとき
「明日、目が覚めないといいなあ」
なんて罰当たりなこともふと考えてしまうのですが。

そんなことになったら、
今お待たせしている仕事の関係者に
さらなるご迷惑をかけてしまうことになる…と
歯を食いしばっております。


先日、仕事中にちょっと休憩でテレビをつけたら、
石原裕次郎と美空ひばり特集をやっていました。

小さいときは
「なんで、こんなブルドッグみたいな人が
スターなんだろう?」と
すでに「ボス」であった裕次郎を見ていましたが、
今ではその魅力がわかる、わかるよー。

IMG_6436_R.JPG

こんな弟をもってしまった慎太郎の心の屈折はいかばかり?

弟の人生と比較しても、
「晩節」という言葉を今、誰よりも噛み締めているのは
慎太郎自身なのかもしれないなあ。

気づけば、今年も残りわずか。
「締めくくり」な心持ちになることが多くなってきました。


ラベル:愛国 料理
posted by はたまゆ at 12:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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